header

スタッフブログ

「花立ての凍結対策」

2025.01.10

穏やかな天候で迎えた新年も、今週に入ってからは本格的な冬の空模様となりました。今朝の松江城周辺も一面の雪景色ですね。★この時期になると花立ての水の凍結対策や水漏れなどのご相談をいただくことがあります。寒い部屋に置かれたお仏壇や、屋外のお堂などに置いてある花立ての水は冬の寒い日に凍ることがあるので注意が必要になります。水は凍ると膨張しますので、場合によっては陶器製の花立てなどは割れてしまうこともあります。過去のブログでもご案内していますが、対策としては花立ての中にポリエチレン製などの筒を入れるという方法をおすすめしています。まず、画像左側のような調理用のボトルを準備します。これはホームセンターや100円ショップなどで販売されていますので簡単に入手できると思います。花立ての内径よりやや小さいものを選び、花立ての長さに合わせて上の部分を切って差し込めば二重底の花立てになります。この筒の部分にだけ水を入れて花をお供えします。樹脂製の筒はある程度伸縮しますので、中の水が凍っても花立てが割れることはありません。また、金属製の花立ての場合でも一年の気温差と経年による劣化で、防水材(タール)に亀裂が入り水漏れを起こすことがあります。万一、水漏れが発生した場合は比較的短期間で修理が可能ですので専門店にご相談ください。★冬休み明けからはインフルエンザも流行っているようです。体調管理には十分に留意したいものですね。