header

スタッフブログ

「半夏雨」

2021.07.05

松江は昨夜から断続的に雨が降っており、今朝も厚い雲に覆われた空模様になりました。★6月9日に5羽誕生したツバメは数日後、1羽だけ成長できずに息を引き取りました。それでも残りの4羽は順調に大きくなり、6月終盤には羽をバタつかせて巣から飛び出しそうなほどになっていました。7月になると巣から離れることができるようになり、この画像を撮影した日も親ツバメに見守られながら玄関に掴まり飛ぶ練習をしていたようです。ただ、この日の夕方には1羽もいなくなり、それ以降はツバメの姿を見ることはなくなりました。いつものことですが、無事に巣立ちを終えてホッとする反面、何故か寂しい気持ちが入り混じる複雑な気持ちになります。来年も戻ってきてほしいと思わずにはいられませんね。★「夏至」を11日ほど過ぎて「半夏生(はんげしょう)」を迎えました。半夏生は雑節の一つで、農家などではこの時期までに田植えを終える目安とされています。この頃に降る雨は「半夏雨(はんげあめ)」と呼ばれ、大雨になることも多く農家の人々にとっては気を抜くことのできない時期と言われています。★静岡県熱海市の土砂災害はまだ被害の全容が明らかになっておらず、心配は尽きません。全国的に大気の状態が不安定になっているようで、地盤も水分を含んでいるので十分に注意しなければなりませんね。