「実りの秋」
2018.09.16
お彼岸を待たずに朝晩はすっかり涼しくなりましたね。今日の松江も気温はそれほど上がらないようです。★実りの秋を迎えて松江でも稲刈りの真っ盛りとなっています。一昨日、仕事の途中で通った農道沿いの稲穂も十分に実っていました。いよいよ気候も良く、食欲も旺盛になってつい食べ過ぎてしまう季節でもありますね。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の文中には「雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ・・・」とありますが、昔の人は玄米を4合も食べたのでしょうか?さすがに4合は食べられない気がしますね。ただ、昭和の初めごろの農家などでは肉や魚を食べるのはお正月やお祭りの時だけで、普段は玄米とわずかな野菜、味噌、漬け物などで一日のカロリーの殆どを賄っていたそうです。体力を使い、徒歩で行動する生活が基本だった当時は、意外にも玄米4合というのは男性としては一般的な量だったようです。今年の夏は台風も多く心配されましたがコメの育成は順調だったとのこと。それでも冬から準備を整えて5月には田植を終え、水不足や台風、日照の心配をしながら秋を迎える農家の方々のご苦労は大変なものだったのではないでしょうか。おいしくご飯を頂けるのも農家の方々のお蔭ですね。★来週の後半からはお彼岸の入り。週末にかけての天気は不安定になる予報になりました。